不毛な病院巡り 3ー整形外科・リハビリ施設

●2019年3月〜
整形外科

(前回からのつづき)
近所の整形外科でレントゲンを撮ったものの、
骨に異常がないので1回で終了となりました。

しかし、痛みは治まるどころか、どんどんレベルアップしていました。

この頃はフルタイムの会社員でしたが、
日中も強い痛みを感じ続けるようになったので、
仕事を中抜けし、会社の近くにある整形外科へ行きました。
 

ここでも大量の薬です。
最初は鎮痛剤としてロキソニンが処方されましたが、
痛みが治まらないため、より強いトラムセット配合錠も処方されました。

トラムセット配合錠は副作用として吐き気やめまいが起こることがあると
言われましたが、体の痛みが強すぎてその他の不調はよく分かりませんでした。

この整形外科にはリハビリテーション科が併設されており、
年配の患者さんを中心に、みなさん静かに温熱療法などを受けていました。

その病院のサイトによると温熱療法の効果は、
「血流の増加、鎮痛効果、振動のマッサージ効果による損傷部位の治癒促進・・・」等とあります。
私も診察と合わせて温熱療法&超音波療法を受けることに。

医師から週に1度はリハビリに通うように言われましたが、
仕事の都合で予約日時を変更してもらうことが続いてしまい、
「前回からこんなに期間が空いたら治るものも治らない」
「もっとしっかりリハビリしなさい」と、キツめに指導されました。

でも、首や肩に温熱を当ててもらってジーッと座っているとき、
「根本的に何かが違う、これじゃ治らないな」と感じました。
瞬間的に気持ちがいいだけで、すぐに痛みはぶり返してたのです。

そのことを医師に伝えましたが、
「リハビリは根気よく続けないと効果が出ない」と言われ、
そんな悠長なこと言ってらんないよ、と思って通院をやめました。
金銭的な負担も大きかったです。

とにかく当時は、いろいろな治療を手当たり次第に試していました。
 
<主な処方薬>

1回目

2回目

3回目

  • ロキソプロフェン錠60mg
  • エペリゾン塩酸塩錠50mg
  • メコチバール錠500μg
  • トアラセット配合錠
 

●2019年3月〜
リハビリ施設

手詰まり感があって途方に暮れていた時、
家の近所で「リハビリ施設」という看板を見て、これだ!と飛び込みました。
 
「どこに行っても治らなかった慢性痛に!」
「患者様の状態にあったオーダーメイドの治療」
という定番のキャッチコピーにまさにキャッチされたのです。
 
それにしても、街中には整骨院接骨院
本当にたくさんあることに初めて気づきました。
自分に必要のない情報は、意外と目に入らないものだなあと実感。
 
つまり、それだけ多くの人が何らかの痛みや不調を抱えているわけで
そう考えると、少し気がラクになる部分もありました。
私だけじゃないんだ、頑張ろうと。
 
このリハビリ施設では、全身のチェックやカウンセリングを経て
カイロプラクティックなどの治療をしていただきました。
 
とにかく肩口が痛むので、肩にかかる腕の重さを軽減するため
骨折した時に使用するような腕つりバンドも購入。
 
今の私から見れば「意味ない、意味ない」と突っ込みたくなりますが、
その時は藁にもすがる思いで、通勤時にも腕つりバンドを使用していました。
 
<あの頃の私へ>  
持ち前の行動力を発揮しすぎて、かえって疲れてない?
難病患者なんだからもっと安静にして、会社を休むことも必要だったね。