パジャマ問題
私は入院するにあたり、手持ちのパジャマを2セット持参しました。
冷房の効いた病室でそれほど汗をかくこともないし、
洗濯もできるからそれで十分だと思ったのです。
しかし、
入院患者の大半は、病院のレンタルパジャマを利用していました。
なぜそれが分かるかというと、
ほとんどの入院患者は、日中もそのパジャマ姿で行動していたからです。
私は寝る前にパジャマに着替えるという感覚だったので、
最初はちょっと驚きました。
だって、病棟内にある談話室にはお見舞いなど一般の方も来るし、
エレベーターで移動する時や、
診察を待つ間などは外来患者と一緒になるわけで・・・。
パジャマ姿だと「ザ・入院患者」という感じがして
やだな~と思ってしまったのです。
そもそも、パジャマ姿ってなんか照れませんか?
レンタルパジャマのデザインは、
ピンクまたはブルーのギンガムチェックで、甚平風のセパレートタイプ。
レンタル費はバスタオルとセットで1日数百円だったと思います。
ちなみに、学生っぽい入院患者は男女とも
Tシャツ・短パン姿が多かったと思います。
ただ、入院も1週間くらい経つと、全く気にならなくなりました。
「誰も気にしちゃいない」というのが真実ですし、
多くの時間をベッドで過ごすのでパジャマの方が合理的です(当然ですが)。
それに、私物だと自分で洗濯しなくてはいけないし、
日中用の普段着も必要なので、クローク内でもかさばりました。
最初からレンタルパジャマにしてしまえば入院時の荷物も激減します。
ということで、もし次に入院するようなことがあれば
迷わずレンタルパジャマを利用すると思います。
<あの頃の私へ>
入院患者に見られたくないという、小さな抵抗心があったよね。
大事なのは日々の快適性。自分がラクな方を選ぶこと!