入院当日〜スケジュール管理のこと

いよいよ入院当日。
指定された時間に病院の受付に行き、諸々の手続きを済ませて入院病室へ。
看護師さんから、病室の設備や備品、テレビのプリペイドカード、
共用部の利用ルールなどについてひと通り説明を受けました。

その後も、入れ替わり立ち替わり、医師や看護師さんが来て
様々な説明をしてくれます。

たとえば、

「明日の午前中にCT検査をするので、朝食は抜きになります。
後ほど同意書の提出をお願いします」


「入院中は尿と便の回数を毎日確認しますので、メモしておいてください」

「通院中に利用していた診察券はこちらでお預かりします。退院時に返却します」

この他にも細々としたやりとりがたくさんあり、
後から確認したいことも出てくるので筆記用具は必須かなと思います。

<スケジュール管理>

約1ヶ月の入院生活。
エコー検査やレントゲンなどの一般的な検査から、
MRI内視鏡、皮膚生検などの大物検査まで様々な検査が待ち受けています。

しかし、入院した時点では何の検査がいつ行われるのか、
明確には決まっていませんでした。

基本は看護師さんから「明日は〇〇の検査が入ります」と伝えられ、
その都度、検査日時が書かれた用紙と同意書が手渡されますが、
「今すぐに検査室行ってください」と急に呼び出しが入ることも。
一般外来の患者さんとの兼ね合いや、混雑状況によるという感じでした。

こうなると、「さっきもらった紙はいつまでに提出するのか」
「次の検査はいつだっけ?」など、訳が分からなくなってきました。

 

そこで作成したのが「マイカレンダー」です。
私の場合、マンスリーカレンダーを当月分だけA4サイズに拡大コピーして、
検査日や結果の判明日、教授回診日などを自分で書き込んでいました。

スケジュールが一覧できて便利でしたし、
先生方も回診に来るとそのカレンダーを見ながら、
「あ、もうこの検査はもう終わってるんだね」
「次は○○の検査ですね。この日にまた説明にきます」
などと話されていたので、しっかり情報共有できてよかったです。

 

それに、先生も看護師さんも何人もの患者を担当しているので、
「あれ? 先日の検査結果の説明ってもうしましたっけ?」
的な確認をされたこともあったので、
自分のことは自分がしっかり把握していないとダメだとも思いました。

 

これ以外にも、毎日ノートにその日の症状や思ったことなどをメモしていました。
「どこがどう痛い」ということを正しく伝えるのは意外と難しく、
「ジクジクしたような」
「ズキンズキンと脈打つような」
「チクチクするような」
など、その時の感覚をメモして看護師さんに伝えるようにしていました。
痛みってどれほど強くても、時間が経つと忘れちゃいますもんね。(私だけ?)

 

<あの頃の私へ>  
病院生活に慣れるために、試行錯誤していた頃。
スケジュール管理は有効だったけど、もっと気楽に構えていればいいんだよ〜。